某博士課程のblog 2

私立6年制薬学部卒,博士課程進学者のblogです.記事の前にカテゴリ中のprofile(随時更新)をご覧いただきたいと思います.

装置中の粉体が受ける力

9時間滞在。
たるんでる。
発注した物品が来ないと実験がスタートできない。
手を打つのが遅れてしまった。
ここまで遅いと自腹で買った方が良かったかもしれない。
やはり計画性のなさ、準備の悪さは時間を食いつぶす。
常に先手を打たなければ停滞してしまう。
相変わらず下準備と文献読みは結構進む。
しかし、物の接着機構というのは難しいですね。
凝集仕事、表面自由エネルギーを勉強中。
粉体同士の付着は主に静電気力、ファンデルワールス力、液架橋力によるらしいのだが、状況によってどの力が働くかは異なるのだろう。
正と負に帯電した粒子同士が静電気力で引きつけられて付着したとして、その後はどんな力で付着が持続するのだろうか。
電荷は相殺されてファンデルワールス力に基づく付着が生じるのだろうか。
とりあえず二種の粉体の表面エネルギーと付着に関する文献の複写を依頼したので待つことにしよう。
今日は帰りに装置中の粉体が受ける力をイメージすると、ある仮説を立てることができた。
仮説を実証すべく早く実験がしたいものだ。