博士課程進学予定者がプレゼンスキルを学びにいきました./とある学外セミナーにて
とある学外セミナーにてプレゼンスキルを学んできました.
プレゼンスキルについては,気になりつつも本を読むのも違う気がしていたので
遠ざけていたのですが,無料のセミナーということで参加しました.
内容自体は以下の書籍に書いてあるような事柄なのですが,
セミナーの講師の腕が凄いんですよね.
伝えたいという意思を感じさせるから,みんな引き込まれて行く.
5,6人のグループでたまにディスカッションするのですが,
これによって話を聞くだけでなく,アウトプットせざるを得なくなります.
このアウトプットがそれぞれ違って面白い.
博士課程に進学する自分としては学会や日頃の研究報告で
プレゼンする機会があるわけです.
それが仕事といってもいいかもしれない.
聞き手が満足するようなプレゼンをしたいと思います.
ですが,以下の書籍にあげるようなテクニックは
何も考えずに学会に使用できるものではありません.
特に,セミナー中でも余分な情報を省く練習をしました.
appleのプレゼンは言いたいフレーズのみをスライドに一言書きます.
例えばA-Hまでの薬物が横軸に,縦軸に腫瘍縮小効果が並んでいたとします.
そしてグラフの説明には,「Hを基準した場合,いずれの薬物も腫瘍縮小効果を示した.
中でもAはHの30%もの縮小効果を示した.」
とあります.
この場合,述べられていないBからGまでのデータは不要だから消しちゃえばいいよね.
となるわけです.
たしかに,その方が見えやすくなるのかもしれないし,
何かの商品を紹介するなら他の商品は邪魔なだけでしょう.
ですが,学会や研究の進捗報告の場合,
省いたBからGに非常に重要なデータが含まれているかもしれない.
そこから議論が生まれて新しいIdeaが生まれる事がある.
だから省くのではなく,このような場合は強調するのがベストであると考えます.
その他様々なTipsを学んだのですが,
それについては明日にでも並べて書きたいと思います.
プレゼンを作る際は今日のメモ書きを思い返しながら,作成したいと思います.
作らなければ身に付きませんからね.
- 作者: ジーン・ゼラズニー,数江良一,菅野誠二,大崎朋子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
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