某博士課程のblog 2

私立6年制薬学部卒,博士課程進学者のblogです.記事の前にカテゴリ中のprofile(随時更新)をご覧いただきたいと思います.

博士課程進学予定者がプレゼンスキルを学びにいきました./とある学外セミナーにて

Presentation and schedule

とある学外セミナーにてプレゼンスキルを学んできました.

プレゼンスキルについては,気になりつつも本を読むのも違う気がしていたので

遠ざけていたのですが,無料のセミナーということで参加しました.

 

 内容自体は以下の書籍に書いてあるような事柄なのですが,

セミナーの講師の腕が凄いんですよね.

伝えたいという意思を感じさせるから,みんな引き込まれて行く.

5,6人のグループでたまにディスカッションするのですが,

これによって話を聞くだけでなく,アウトプットせざるを得なくなります.

このアウトプットがそれぞれ違って面白い.

 

博士課程に進学する自分としては学会や日頃の研究報告で

プレゼンする機会があるわけです.

それが仕事といってもいいかもしれない.

聞き手が満足するようなプレゼンをしたいと思います.

 

ですが,以下の書籍にあげるようなテクニックは

何も考えずに学会に使用できるものではありません.

 

特に,セミナー中でも余分な情報を省く練習をしました.

appleのプレゼンは言いたいフレーズのみをスライドに一言書きます.

 

例えばA-Hまでの薬物が横軸に,縦軸に腫瘍縮小効果が並んでいたとします.

そしてグラフの説明には,「Hを基準した場合,いずれの薬物も腫瘍縮小効果を示した.

中でもAはHの30%もの縮小効果を示した.」

とあります.

この場合,述べられていないBからGまでのデータは不要だから消しちゃえばいいよね.

となるわけです.

たしかに,その方が見えやすくなるのかもしれないし,

何かの商品を紹介するなら他の商品は邪魔なだけでしょう.

ですが,学会や研究の進捗報告の場合,

省いたBからGに非常に重要なデータが含まれているかもしれない.

そこから議論が生まれて新しいIdeaが生まれる事がある.

だから省くのではなく,このような場合は強調するのがベストであると考えます.

 

その他様々なTipsを学んだのですが,

それについては明日にでも並べて書きたいと思います.

 

プレゼンを作る際は今日のメモ書きを思い返しながら,作成したいと思います.

作らなければ身に付きませんからね.

 

パワー・プレゼンテーション (グロービス思考シリーズ)

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でかいプレゼン 高橋メソッドの本

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マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術

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