やたら成分が気になる薬学生 こんなこと考えます.
今日もテストなので,
以前のブログから借用してきました.
コンタクトレンズの洗浄液を見て思ったこと.
コンタクトレンズの洗浄液には
タンパク分解酵素が入っている.
タンパク分解酵素もタンパク質で出来ているということを
他の医療従事者は知っているのだろうか.
看護学科とか習うんでしょうか.
知っているというか
感覚的に理解しているんだろうか.
酵素には至適pHと至適温度がある.
タンパク分解酵素であれば,
タンパクを分解するという仕事をするために
最適なpHと最適な温度がある.
例えば,胃液に含まれるペプシンは,
胃酸のpH1~3くらいですか.
温度は体温の37度です.
そういう条件がそろわないと働いてくれない.
実験で細胞を扱う人は
トリプシンという酵素を使うと思う.
こいつを冷蔵庫から出してすぐに使っても効果がない.
薬学生はこういう経験をしている.
話をコンタクトレンズに戻す.
毎日冷たい水で洗って,
冷たい外気にさらされた洗浄液の中の酵素は
しっかり働いてくれるんだろうか.
こういうことを考えられるようになったのも
薬学を学んでからだと思う.
これが役に立つかは分かりませんが,
ところで37度以下でバリバリ働くタンパク分解酵素ってあるんでしょうか.
植物由来とかありそうですけど,タンパク分解するようなやつはなさそう.
誰か教えてほしいです.