研究に身をおくと,物事がクリアに見える.
人は努力して作り上げたものは,簡単に壊せない.
せっかく作ったのに.などと考えて捨てずにいる人がいるが,無駄なものは無駄である.
そういう努力は研究において微塵も評価されない.
結果が全てだし,努力は経験としてとっておけばいいから,
いちいち感傷に浸っている場合ではない.
もちろんそういう感傷が不要といっているわけではない.
場合による.
しかしなんでもかんでも,せっかく作ったのに,では前に進まない.
積み上げた経験を容易に捨て去ることが出来るのも重要な資質だと感じる.