細胞と外的刺激の奇跡!STAP細胞について薬学生が考える.
科学に携わるものにとって,このことについて書かざるを得ないと思う.
STAP細胞である.
しかし,散々詳細が述べられているので,解説は他に譲る.
(あんまり詳しく書けないだけだが
http://horikawad.hatenadiary.com/
上記はクマムシ研究者の人の解説です.
実際の論文のリンクもあるので参考までに.
ここでは,薬学6回生が考える未熟な考えを書きたいと思う.
簡単に書くとSTAP細胞はiPS細胞のように遺伝子を核内まで送りこまずに,
酸性による外的刺激のみで初期化された細胞である.
この外的刺激というところが重要であると考える.
近年,バイオマテリアルや組織工学などの境界領域,
組織と物質の相互作用については盛んに研究が行われているように感じる.
しかし,今回のSTAP細胞の場合は,個々の細胞と外的刺激(溶液,エマルション,サスペンション,粒子の大きさ,界面,外相の物性,応力など)の関係について考えている点が異なっている.
こういうのは比較的新しい分野ですよね.
人体外に細胞を持ち出したのが,最近のことだろうから,
新しい分野であるのは当然かもしれませんが.
粉体を扱う薬学生は一見関係ないように見えますが,
このように考えるとしっかりとつながっていると思います.
再生医療や宇宙工学を自分のテーマに結びつけられたら面白そうですね.
自分の研究テーマを人気の分野に応用することは誰もが考えることなのでしょうか.
自分は具体的に検索かけたりはしていませんが,いつも頭の中にあります.