某博士課程のblog 2

私立6年制薬学部卒,博士課程進学者のblogです.記事の前にカテゴリ中のprofile(随時更新)をご覧いただきたいと思います.

何気ない言葉について考える

Thinking RFID

 毎日ブログを書くことを目標にすると,

無意識にネタを探そうとする傾向がでてきます.

 

例えば,LINEで「ご馳走様でした」と打つ.

「なんで走るんだろう」と思うわけです.

調べると「馳」も馳せるといい,馬を走らせたり,速く走るという意味らしい.

ご飯を食べ終わった後に丁寧語の「ご」をつけて馳走さまでしたと言う訳です.

 

調べると,食事を用意するのに走らせてもらってありがとうございました

という意味らしいです.

昔は食事を用意するとなれば,馬を走らせて食材を集め,支度人が食器を運んで,

いろいろと大変だったのでしょう.

そういったところから来る言葉なのですね.日本人として知っておきたいと思いました.

 

また,「百聞は一見にしかず」という言葉

ご存知の通り,百回聞くより一目見た方が勉強になるよってことなんですが,

なんでこのような言葉が生まれるか考えるわけです.

 

考えられるのは2パターン

一目も見に行こうとせず,話を聞いて済ませようとした人がいて,

そういう人に対して,一目見た人が「お前もいいから見てこいよ」って言ったパターン.

 

もしくは,自己完結するか

今まで散々話には聞いていたけど,いざ見てみると違ったわっていうパターン.

 

 

どっちなんでしょう.

余談ですが調べてみるとこの言葉には続きがあるようです.

 

百聞は一見にしかず.

百見は一考にしかず.

百考は一行にしかず.

百行は一果にしかず.

 

成果を残せということですね.

そのためには聞く,見る,考える,行動する.とただそれだけではだめだということですね.

そうなるとどうやってこういった漢詩が生まれるのでしょう.

そのプロセスが気になる.

 

※決して暇なわけではありません