某博士課程のblog 2

私立6年制薬学部卒,博士課程進学者のblogです.記事の前にカテゴリ中のprofile(随時更新)をご覧いただきたいと思います.

こんな奴がホントに博士論文書けんのか?

day 006.

最初に書いておく.

悩みを公開することで,楽になろうとかは考えていない.

こういうことで悩んだりするのか,とか

分かる分かる,とか

思ってもらえれば価値があると思っている.

後に自分で振り返る事もあるでしょう.

 

 

9月末に卒論を書き終えてから4ヶ月弱たったが,

未だに研究テーマは決まっていない.

これが回りと比べて

遅いペースかどうかが分からないのが,

不安要素の1つだろう.

しかし,同じ大学の大学院に進学した点で,

他大学に受験した人よりも

早く取りかかれているとは思う.

むしろ,それに甘えている節もあるかもしれない.

 

後期テストと卒試と週3のバイトで

なかなか時間がとれない.

国家試験も目前に控えている.

大学でやり残したことも今のうちにやっておきたい.

研究テーマも急いで決めたい.

 

のに風邪を引いてしまった.この風邪は自業自得なのだけれど笑

 

欲張りすぎだろうか.

優先順位をつけないといけないのは分かっているけれど

つい,その時面白そうな事柄に手を出してしまう.

圧倒的に研究が大切なのに,

最近は関係ないものを人に薦めてばかりいて,

自分のことを考えてないことに気づいた.

継続的に様々な努力を積み重ねるのは骨が折れる.

何かがおろそかになりがちだ.

 

こうして文章にするうちに気づく.

ある程度でいいから,

考えたことを整理して話をもっていこう.

 

決めた.

 

まずは卒試を乗り切ったら,話を持って行こう笑

 

この文章,知り合い全員に見られた結構恥ずかしいな.

でも後にこの文章を見返すと新たな発見があるかもしれない,とか考えながら...

 

考えたら大学教授ってすごいよね.

今までにこの世界になかったものを論文として

発表しつづけなければならない.

新しいもの作りまくって生きているわけだ.

しかも外から見たら論文書かないと仕事してないのと一緒になる.

 

さらにその新しいものは,新しすぎても評価されない.

ちゃんと未来を考えて今必要な杭を適切な位置に打たなければならない.

骨が折れるよ全く.そこが楽しいんだけれど.

 

 

「僕ら研究者は,何も生産していない,無責任さだけが取り柄だからね.

でも,百年、二百年さきのことを考えられるのは、僕らだけなんだよ」

 quote from 「すべてがFになる/森博嗣

 

 

すベてがFになる (講談社文庫)

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